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不動産投資が女性におすすめの理由4選!

2025.03.04 Thu

不動産投資というと、男性がやっているイメージがあるかもしれません。ところが近年、女性の不動産投資家が急増しています。意外と知られていないのは、男性よりも女性のほうが不動産投資に向いている面があるということ。今回は、女性が不動産投資をするメリットや失敗しないためのポイントなどを徹底解説します。

目次

不動産投資とは?

不動産投資とは、アパートやマンションを購入して賃貸に出し、家賃収入や売却益を得るものです。

不動産投資の種類

個人による不動産投資は主に以下のものがあります。

区分マンション投資

ワンルームマンションなどの一部屋(区分)を買って貸し出す投資法です。

一棟アパート・マンション投資

アパートやマンションを1棟丸ごと購入する投資法です。

戸建て投資

戸建て住宅を買って貸し出す投資法です。

REIT(リート=不動産投資信託)

投資家から資金を集めて不動産を購入・運用し、収益を投資家に分配するのがREITです。少額で不動産に投資できます。

不動産小口化商品

大型の不動産を共同で購入して家賃収入を分け合う投資法です。

シェアハウス投資

一軒の家を複数の利用者に分け合って使ってもらい、賃貸収入を得る投資法です。

民泊投資

住居の一部または全部を旅行者の宿泊用に提供して収益を得る投資法です。
ほかにも、駐車場・駐輪場投資やトランクルーム投資などがあります。

女性が不動産投資をするメリット

1.結婚や出産の影響を受けない

男性と比べると、女性の収入は結婚や出産といったライフイベントの影響を大きく受けてしまいがちです。ところが、仕事の収入と違って、不動産投資ならライフイベントの影響を受けずに安定した収益を得られます。

また、女性は男性よりも平均寿命が長いことから、安定的な老後の収入としても不動産投資は有効です。

2.女性向け制度を利用できる

金融機関によっては、女性優遇制度を設けているケースがあります。

代表例が日本政策金融公庫の新規開業資金(女性、若者/シニア起業家支援関連)です。新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方のうち、女性または35歳未満か55歳以上の方が対象です。7200万円(うち運転資金4800万円)を融資限度額として、優遇金利で融資しています。ただし、土地の購入代金には基準金利が適用されます。

また、ローンを組む際に加入する団体信用生命保険の中には「女性特典」として入院一時金を支給するケースがあります。

3.女性目線での物件選びができる

ファミリー世帯の住まい選びは、妻が決定権を握っているのが一般的。一人暮らしの女性も増えています。女性の入居者目線で物件を選ぶことができることが有利に働きます。

4.株式やFX投資より手間がかからない

株式投資やFX投資は、常に価格の動きをチェックしなければなりません。経済や業界、金融などの知識も必要です。

これらに比べると、不動産投資は手間がかかりません。購入した不動産の管理は管理会社に任せるのが一般的だからです。投資先選びも、株式は自分で考えなければなりませんが、不動産なら信頼できる不動産会社を見つければ適切なアドバイスを送ってくれます。

不動産投資で失敗しないためのポイント

投資の目的を明確に持つ

何をするにも大切なのは「目的」を明確化すること。老後資金のためか、節税のためか、子どもの学費のためか、具体的な投資目的や目標金額などを明確にしましょう。

不動産投資の知識を身につける

株式投資やFX投資よりも手間がかからないといっても、必要最低限の知識は必要です。基本的な不動産用語や物件の見方、市場動向、ローンなどは押さえておきたいところです。

不動産投資関連の書籍やインターネット記事を読んだり、セミナーに足を運んだりして知識を増やしましょう。

利回りだけで物件を選ばない

不動産投資でよく目にする単語が「利回り」です。利回りとは、物件価格に対する1年間の運用収益の割合を指します。

利回りには、大きく「表面利回り」と「実質利回り」の2つがあります。

表面利回りは
年間収益 ÷ 物件価格 × 100

表面利回りには諸経費や空室リスクは考慮されていません。

実質利回りは
(年間収入-年間の諸経費)÷(物件価格+購入時の諸経費)×100

実質利回りは経費を勘案していますが、空室リスクまでは加味されていません。

ほかにも想定利回りや現行利回りなど、いろんな切り口の利回りの算出方法があります。しかし、利回りはあくまでも参考情報の1つととらえましょう。

不動産投資の初期費用

1万円から始められる投資もある

先ほど触れたように、REITや不動産小口化商品なら、1万円から投資できるものもあります。試しに不動産投資にチャレンジしたい方にとっては気軽に始められるでしょう。

投資用不動産を購入する場合は自己資金は20~30%

不動産を購入する際、物件価格の8~10%ほどが初期費用の目安だといわれています。

具体的には、

・不動産登記費用(登録免許税/司法書士報酬)
・各種税金(不動産取得税/印紙税/固定資産税・都市計画税)
・ローン事務取扱手数料、保証料
・火災保険料・地震保険料
・不動産仲介手数料(不動産業者を利用する場合)

などがかかります。

不動産をフルローンで買うなら上記の費用だけですが、一般的には物件価格の10~20%の頭金が必要です。合計で物件価格の20~30%の自己資金を準備しておきましょう。たとえば、5000万円の物件を購入するなら、1000万~1500万円の自己資金が必要だということです。
物件評価が高い物件は頭金無しでローンを組むことが可能な場合があります。こちらは手元の資金を減らさずに始められる投資というメリットがありますが、自己資金が必要なアパート投資などに比べると利回りが低くなる場合があることに注意が必要です。

まとめ

出産や子育てといったライフステージの変化が収入に影響しやすい女性にとって、安定的に収益を得られる不動産投資のメリットは大きいといえます。

不動産投資は早ければ早いほど投資期間が長くなって有利。興味があるなら、さっそく情報収集を始めてみてください。

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