確定申告前で損をしない!「節税セミナー」で学ぶ節税術と申告のコツ


税金を納める額を少しでも減らすためには、節税対策が欠かせません。この記事では、確定申告前に知っておくべき節税術や申告時のコツを解説します。
節税を考えるにあたって、活用するメリットが大きいのが専門家による「節税セミナー」です。というのも、各種控除を最大限に活用する方法や申告ミスを防ぐための注意点など、実践的なアドバイスを受けられるからです。この機会に、税金の負担を軽くして、手取りを増やすような賢い確定申告を行いましょう!
節税セミナーで何が学べる?
実践的な節税術はセミナーで得られる!
「昇給したはずなのに、手取りがあまり増えていない……」
「住民税の決定通知を見て、額の大きさにビックリ」
そんな経験、ありませんか?
実は、年収の約3カ月分は税金と社会保険料で引かれています。たとえば年収600万円なら、140万円くらい税金と社会保険料を引かれているのです。これはけっこうな金額です。
どうにか節税したいと思ってインターネットで検索しても、情報が多すぎて何から手をつけたらいいのかわかりにくいもの。そんなときは、節税セミナーに参加すれば、税理士ら専門家から実践的な節税術を学べます。
節税セミナーでは、税金の基本(住民税や所得税)や各種控除、確定申告決算書や青色申告書の記入方法、不動産投資によって課税所得が下がる仕組みなどを詳しく解説してもらえます。
専門家から個人的にアドバイスをもらえる!
節税セミナーでは、専門家によるレクチャーの後、個別相談会を開催しているケースが少なくありません。自分のワークスタイルや収入、家族構成、将来プランに合った個別具体的で実践的なアドバイスを受けることができます。
毎年変わる最新情報もセミナーでキャッチ!
実は、税制は基本的に毎年改正されます。社会経済や国の財政状況が変化するからです。ということは、節税のためには最新情報のチェックが欠かせません。セミナーに参加すれば、専門家だからこそ把握している最新の節税術を学ぶことができます。
今すぐ実践できる節税方法とは?セミナーで学べる基本テクニック
個人事業主・フリーランス必見!簡単にできる節税対策
個人事業主・フリーランスにとって、2~3月の確定申告は年中行事。所得にもよりますが、毎年、確定申告によって数十万円の還付金を手にしている人も多いでしょう。確定申告の大切さを身に染みて感じているはずです。
いかに多くの還付金を手にできるか? これはひとえに節税対策にかかっています。そのための基本は、経費を漏れなく計上すること。経費が増えれば所得が圧縮されて、納税額を抑える効果が期待できます。
会社員でもできる節税対策
会社員なら、毎年10~11月に年末調整に必要な書類を経理部門に提出していることでしょう。年末調整とは、毎月の給与から所得税などが源泉徴収されている額を精算するための手続きです。年末調整と確定申告は、名称は違いますが、どちらも個人の1年間の所得を確定し、所得税額を申告・納税するまでの手続きを指します。個人事業主は確定申告をしますが、会社員の場合は勤め先の会社が所得税の申告・納税を行うという違いがあります。
会社員にも、節税になる以下のようなさまざまな控除があります。
給与所得控除
生命保険控除は払い込んだ生命保険料に応じて税負担が軽減される仕組みです。
医療費控除
1年間に10万円超の医療費を支払った場合に受けられる所得控除です。控除額は最高で200万円です。本人の医療費だけでなく、同居していなくても生計をひとつにしている親族の分も控除の対象になります。
住宅ローン控除
住宅ローンを借り入れて住宅の新築・取得や増改築などを行った場合、年末のローン残高の0.7%を所得税(一部、翌年の住民税)から最大13年間控除する制度です。
ふるさと納税(寄附金控除)
ふるさと納税は節税にはなりませんが、寄付に対する返礼品として地元の名産品などを受け取ることができるお得な制度です。
iDeCo(小規模企業共済等掛金控除)
積み立てた掛金は全額が所得控除の対象になります。さらに、運用益にかかる税金もゼロ。受け取りの際にも控除があります。資産運用にあたって節税効果の高い制度です。
NISA
通常の投資では、利益に対して約20%の税金がかかります。しかし、NISA制度を活用して投資した場合、配当金や分配金、譲渡益などの運用益に税金がかかりません。
税理士がおすすめする節税セミナー
節税セミナーには、会社員向けやフリーランス向け、医療従事者向け、富裕層向け、不動産投資家向け、暗号資産(仮想通貨)税務、相続税対策など、実にさまざまな種類があります。
自分自身の属性や資産状況に合ったセミナーを選べば、より節税効果の高い方法が見つかるでしょう。
セミナーで正しく節税を学ぼう!
節税のためには、正しい税務知識が欠かせません。無料で開催されている節税セミナーがたくさんあります。ぜひ、セミナーに参加して、賢く節税しましょう。
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