安定収入+副業で資産倍増!サラリーマンが実践すべき資産形成の秘訣


サラリーマンとして安定した収入を得る一方で、将来に備えた資産形成も重要です。副業はその手段の一つとして注目されています。しかし、どんな副業を選ぶべきか、どのように資産形成と組み合わせるかは悩みどころですよね。
この記事では、サラリーマンが副業を活用して効率的に資産を増やすための戦略と、実践的なアドバイスを詳しく解説します。
なぜサラリーマンに副業が必要なの?副業で資産形成をするべき理由
多くのサラリーマンは、「いつまで経っても給与が上がらない」と感じているのではないでしょうか。国税庁の資料によると、1993 年の平均給与は 452万 2,000円でした。
それが 2023 年は459万9,500円。30年経っても、ほとんど上がっていないのです。また、2019年には金融庁が「平均的な高齢夫婦の場合、老後30年間で約 2,000万円が不足する」という報告書を発表しました。こういったことから、将来の「お金」に対して不安を覚えるサラリーマンは少なくありません。
そこで注目したいのが副業です。副業によって定期的にプラスアルファの収入が得られるようになれば、将来の不安を軽減できるだけでなく、専門的なスキルも身に着けて独立も実現できるかもしれません。
副業が資産形成に与えるメリット
サラリーマンとして安定した収入を得ながら、副業でも収入を得る。これは、副業によって入ってくるお金を、生活費以外の預金や投資に回せるということです。そのことは資産形成に大いに役立ちます。プラスアルファのお金である副業収入は、長期的な資産形成の資金に最適です。毎月積み立てていくことで、利息に対してさらに利息が付く「複利」の運用が可能になるからです。
つまり、お金がお金を生んでいくのです。
サラリーマンにおすすめの副業と選び方
ネット販売系
フリマアプリなどを利用してさまざまな商品を販売する方法です。
商品を安く仕入れて販売する転売やアクセサリーといったハンドメイド作品の販売などが考えられます。
スキル販売系
イラストや動画編集、文章作成など自分のスキルを活かして収入を得る方法です。
集客は、仕事を依頼したい人と受注したい人のマッチングサービスを行っているサイトを利用する方法が便利でしょう。
労働系
最近は、隙間時間でもできる単発のアルバイトやフードデリバリーなどが人気のようです。
投資系
株式や投資信託、FX などです。
これらの多くは専門知識が必要になりますが、投資信託ならば運用を専門家に任せるので、比較的リスクは低いといえるでしょう。また、ある程度の資金を用意できるのなら不動産投資も視野に入ります。こちらも運用は管理会社に任せることができ、長期的には数千万円単位の利益が期待できます。
副業と資産形成の効果的な組み合わせとは?副収入を投資に回すポイント
サラリーマンが副業によって資産形成を行う場合、毎月投資に費やす金額を決めておくことが重要です。そのことで、利子が利子を生む複利運用の効果を、安定的に得られることになります。
複利効果が期待できる投資には次のようなものがあります。
インデックスファンド(無分配型)
日経平均や NYダウなど代表的な指数に連動した成果を目指す投資信託です。
日常的に目に入りやすい指数に連動するので値動きが分かりやすい、たくさんの銘柄を購入するのでリスクを分散できる、といったメリットがあります。この中でも無分配型を選べば、利益が出た分を再投資することで複利効果が得られます。
NISA(ニーサ)
NISAとは、投資で得られた利益が非課税になる国の制度です。
一定の投資信託を対象とし、積み立ての場合、年間 120 万円の投資まで非課税となります。長期運用が前提となっており、複利効果を期待できます。
iDeco(イデコ)
iDecoとは、個人型確定拠出年金のことです。
自分が用意した掛金を、投資信託などで運用し、資産を形成します。年金なので NISA と違って 60 歳まで引き出しはできません。その分、複利効果を得やすいといえます。
複利効果はありませんが、不動産投資も資産形成には有効です。費用は、サラリーマンであれば物件価格の1~2割の頭金を用意すれば、あとは金融機関からの融資で賄えます。月々のローン返済は、家賃や副業収入から支払えば、給与には手を付けずに資産形成が実現できます。
青色申告で最大65万円の所得控除!確定申告で得するためには?
副業の所得が年間20万円を超えると、所得税を納める義務が生じ、確定申告をしなければなりません。
確定申告は、節税につながるのでしっかり行いましょう。例えば、パソコン購入費やインターネット料金など事業にかかわる支出の一部を、必要経費として計上できるので節税になります。
確定申告には「青色申告」と「白色申告」の 2 種類があります。青色申告は、貸借対照表と損益計算書で構成される青色申告決算書の提出が求められます。白色申告は、そのような書類は必要なく、手続きを簡単に済ませることができます。しかしながら、青色申告を行えば、記帳方法や申告書の送付方法に応じて 65 万円・55 万円・10 万円のいずれかの所得控除を受けることができます。
また、副業収入を回した投資での税負担もなるべく避けたいところでしょう。税制優遇のある投資方法としては、上記の NISA と iDeco があります。NISA は1,800万円までの運用に対する利益が非課税になります。iDecoは、運用益だけでなく掛金も全額所得控除の対象になります。
まとめ
資産形成も副業も始めるのは、早ければ早いほど最終的に得られる金額が多くなります。気になりだしたときが始め時。無理のない範囲で今すぐ始めてみましょう。
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